欧州債:ドイツ債が週ベースで続伸-ECBに緩和拡大期待

26日の欧州債市場ではドイツ国債が 前日からほぼ変わらずとなったものの、週間ベースでは続伸した。欧州 中央銀行(ECB)の緩和拡大はまだ終わっていないと市場がみている ことを示している。

ECBは今月、予想外の利下げを実施し資産担保証券(ABS)な どの購入計画を発表。それでもユーロ圏のインフレ期待を示す指数は月 間ベースで3カ月連続低下している。ECBは10月2日に次回政策員会 を開催する。この日は、スペインとイタリアの国債が来週の入札を控え て値下がりした。

INGグループのシニア金利ストラテジスト、アレッサンドロ・ジ アンサンティ氏は「次回のECB会合を前に投資家らは強気なポジショ ンを積み増している」とし、「長期的なインフレ期待の大幅低下はハト 派的なECB会合を求めるものだ」と語った。

ロンドン時間午後4時半現在、ドイツ10年債利回りは前日からほぼ 変わらずの0.97%。前週末比では8ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下。先月28日には過去最低となる0.866%を付けた。同国 債(表面利率1%、2024年8月償還)価格はこの日100.33。

ユーロ圏のインフレ期待指数である5年先5年物インフレスワップ は今月9bp低下し1.923%。19日には1.916%に達し、ブルームバーグ が2004年にデータ集計を開始してからの最低を付けた。

スペイン10年債利回りはこの日4bp上昇の2.20%、同年限のイタ リア国債利回りは2bp上げ2.38%となった。

原題:German Bonds Reveal Bets ECB Isn’t Done With Second Weekly Gain(抜粋)

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