中国のEコマース株が下落、バリュエーション懸念で-米市場

25日のニューヨーク株式市場で中国 のEコマース(電子商取引)会社、唯品会(ビショップ・ホールディン グス)や聚美優品(ジュメイ・インターナショナル・ホールディング) が下落。こうした企業のバリュエーション(株価評価)について、中国 最大手のアリババ・グループ・ホールディングに対するプレミアムは不 当との懸念が広がった。

過去最大となる250億ドル(約2兆7200億円)規模の新規株式公開 (IPO)を今月実施したアリババは、今年の利益見通しに基づく株価 収益率(PER)が約39倍。これに対してビショップは73倍、ジュメイ は44倍となっている。中国2位のオンライン小売企業JDドットコム (京東)の株価は5月の上場以来40%上昇しているが、同社は今のとこ ろ利益を出していない。ブルームバーグ中国・米国株価指数の構成企業 のPERは平均18倍にとどまっている。

ジュメイ株は3カ月ぶりの安値に下落。ビショップは前日の2週間 ぶり高値から反落した。アリババは今週3営業日で値下がりし、IPO 価格からの上昇率が31%に縮小した。ブルームバーグ中国・米国株価指 数は25日、前日比2.4%安の109.97で終了。半年ぶりの大幅な下げとな った。

中国のインターネット業界を専門とする調査会社THキャピタルの 創業者、侯暁天氏(ニューヨーク在勤)は電話取材で、「JDとビショ ップはアリババよりも割高だ」と指摘。「アリババは大量の資金を調達 しており、価格競争が激化してくれば他の電子商取引会社の利益を食い つぶせるだろう」と述べた。

原題:Alibaba Value Comparison Spurs E-Commerce Rout: China Overnight(抜粋)

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