米国株:S&P500は5週ぶり大幅高-企業決算やGDPで

26日の米国株は上昇。S&P500種 株価指数は5週ぶりの大幅高となった。企業決算が予想を上回る内容だ ったほか、米国の実質国内総生産(GDP)が2011年以来の高い伸びを 示したことが好感された。

ナイキは大幅上昇。第1四半期利益がアナリスト予想を上回ったこ とが好感された。半導体メモリーメーカー米最大手マイクロン・テクノ ロジーも上昇。四半期決算で売上高がアナリスト予想を上回ったことが 手掛かり。

ヤフーは急伸。投資会社スターボード・バリューがヤフーの「価値 を引き出す」ために同社にAOLとの合併を模索するよう働きかけてい る。ジャナス・キャピタル・グループは43%の急伸。パシフィック・イ ンベストメント・ マネジメント(PIMCO)の共同創業者で最高投 資責任者(CIO) のビル・グロース氏が同社に移籍する。

S&P500種株価指数は前日比0.9%上げて1982.85。ダウ工業株30 種平均は165.88ドル(1%)高い17113.15ドル。

シェーファーズ・インベストメント・リサーチのシニアテクニカル ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「良好なGDP統計に加 え、四半期末ということもあり、売られ過ぎだった状態から反発してい る」と述べ、「ビーチボールが跳ね返ってきたようなものだ」と続け た。

年初からのS&P500種

S&P500種は年初から7.3%上昇。2009年から約3倍に値上がりし た強気相場はまだ続いている。金融当局は景気拡大の兆しが示される中 でも刺激策を続けている。

ナスダック100指数は1.2%上昇。ラッセル2000指数は0.8%上昇 と、前日の1.6%安から反発した。

JPモルガン・ファンズのグローバル・マーケット・ストラテジス トのジェームズ・リュウ氏は、「市場では押し目買いが続いている」と 述べ、「市場を動揺させる短期的なニュースは常にある。しかし結局の ところ、米国市場の足元はまだ力強さがあることから、やや下げても再 び反発する」と続けた。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)は5.1%低下して14.85。前日は18%上昇と、7月以来の大幅 上昇を記録した。

第2四半期の米GDP

米商務省が発表した4-6月(第2四半期)の実質GDP(季節調 整済み、年率)確定値は前期比4.6%増と、改定値の4.2%増から上方修 正された。

この日のS&P500種産業別10指数はいずれも上昇した。

ナイキは12%高。6-8月(第1四半期)利益がアナリストの予想 を上回った。サッカーの ワールドカップ(W杯)開催が売り上げ拡大 に寄与した。

ヤフーは4.4%上昇。AOLは3.7%上昇した。

マイクロンは6.8%上昇。6-8月(第4四半期)決算では、売上 高が49%増加した。企業のパソコン(PC) 需要がメモリー価格を押 し上げた。

原題:U.S. Stocks Rebound on Corporate Results, Accelerating GDP Data(抜粋)

--取材協力:Eric Lam、Sofia Horta e Costa.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE