アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

香港に上場する中国本土株の指標であるハンセン中国企業株(H 株)指数は反落。BNPパリバが本土株の投資判断を引き下げた。中国 国家外為管理局(SAFE)が約100億ドル(約1兆1000億円)規模の 不正貿易が見つかったと発表したことも響いた。

H株指数は前日比0.7%安の10640.09で終了。BNPが同日のリポ ートで、中国経済の弱さが続いているにもかかわらず、広範な景気刺激 策が近く講じられるとは思われないとして、本土株の投資判断を「オー バーウエート」から「ニュートラル(中立)」に引き下げた。ハンセン 指数は0.6%安。

IGアジアの市場ストラテジスト、ライアン・フアン氏(シンガポ ール在勤)は電話取材で、「中国経済がゆっくりと後退しつつあるとの 投資家の懸念がH株の下げにつながった」と述べた。

中国政府が原子力発電プロジェクト4件の建設を容認するとの中国 証券報の報道を受け、本土市場では石炭生産の中国神華能源(601088 CH)が下落。一方、原発向け設備などを生産する上海電気集団(601727 CH)は値幅制限いっぱいの10%高となった。上海総合指数は2345.10に 上げたものの、前日比0.1%未満の上昇率にとどまった。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のS&Pセンセックス指数が1カ月ぶり安 値を付けた。公益事業株と金属株の下げが目立った。インド最高裁判所 が石炭鉱区認可を取り消し、制裁金13億ドルを科したことを受け、発電 コストが上昇するとの懸念が強まった。

ジンダル・スチール・アンド・パワーは5年半ぶりの安値を付けた ほか、ヒンダルコ・インダストリーズはここ1カ月で最もきつい値下が り。銀行株指数は3日続落し、インドステイト銀行が約1カ月ぶりの安 値となった。

センセックス指数は前日比1%安の26468.36で終了。これは先月26 日以来の安値。前週末比では2.3%下げている。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比6.40ポイント(0.1%)高 の5382.17。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比1.53ポイント(0.1%)安の2034.11。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比86.90ポイント(1%)安の9011.59。

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