バークレイズのカタール取引への捜査、情報開示に焦点-FT

英銀バークレイズとカタールの政府 系ファンドであるカタール投資庁(QIA)との金融危機当時の取引を めぐる英当局の捜査は、取引が適切に開示されたかどうかに焦点が移っ ている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

同紙が捜査に詳しい関係者の話を基に報じたところによると、英重 大不正捜査局(SFO)はバークレイズのQIAからの資金調達をめぐ る汚職の可能性について捜査していたが、現在はそれから離れ、虚偽や 誤解を与える説明を禁止する情報開示規制に同行または元取締役が違反 したかどうか調べている。

これまでの捜査の中心は、バークレイズがQIAに支払った手数料 だった。同行は金融危機が深刻化した2008年に政府による救済を回避す るため、QIAなどから70億ポンド(現在のレートで約1兆2500億円) を調達した。FTによれば、捜査当局は元幹部や元取締役を事情聴取し ているほか、資金調達の際に取締役だった人からも情報を求めていると いう。

SFOの報道官ニリマ・フォックス氏はコメントを控えた。バーク レイズのニューヨーク在勤の広報担当マーク・レーン氏に電話でコメン トを求めたが、これまで返答は得られていない。

原題:Barclays Probe of Qatar Deal Said to Turn to Disclosure, FT Says(抜粋)

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