GM幹部報酬、上限超えにもかかわらず財務省承認-特別監察局

米財務省が承認した米ゼネラル・モ ーターズ(GM)の報酬計画では、同省自ら定めた指針が守られていな い。問題資産購入計画(TARP)を管轄する特別監察局 (SIGTARP)が24日の報告書で指摘した。連邦政府に救済された 企業の幹部報酬に関する同省の指針では、ほとんどの場合において現金 給与の上限を50万ドル(約5500万円)とすべきだとしている。

同報告書によると、GMと元金融子会社アライ・ファイナンシャル のトップクラスの幹部16人に認められた昨年の現金給与は52万5000 -170万ドル。報告書ではこれら幹部の氏名は明らかにしていない。

TARPに基づく支援を受けた企業の幹部報酬を監督するために設 けられた財務省の部署は、他社に見劣りしない報酬パッケージを提供で きなければ最上級の幹部を失う恐れがあるとする企業の圧力にさらされ ている。

TARPのクリスティ・ロメロ特別監察官は報告書で「財務省は納 税者の損失が膨らんでいるにもかかわらず、GMやアライの上級幹部に 対する独自の報酬制限を毎年のように緩和してきた」と批判した。

これに対して財務省は、報告書には「多くの誤りや省略」があると 書面で反論。これら全ての企業に投じられた4250億ドルを上回る4400億 ドルを納税者が回収できたものの、報告書はTARPの「損失拡大」に 言及していると指摘した。

原題:GM 2013 Pay Exceeded U.S. Bailout Limit, Watchdog Says (Correct)(抜粋)

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