中国:元発改委高官、賄賂受け取り認める-汚職の実態あらわ

中国国家発展改革委員会(発改委) の劉鉄男元副主任の収賄罪をめぐる裁判で、検察側は劉被告が事業認可 取得の手助けなどの見返りに企業側から自動車や家具などを賄賂として 受け取ったと主張した。世界2位の経済大国、中国での汚職の実態が明 らかになった。

河北省廊坊市中級人民法院で24日開かれた公判で、劉被告(59)は 便益を受けるため自身の立場を利用したことを認めた。同裁判所の公式 ミニブログに裁判の内容が掲載された。それによると、劉被告と息子 は2012年までの10年間に現金や複数の住宅・自動車を含め3560万元(約 6億3400万円)相当の賄賂を受け取った。息子には企業から架空の仕事 があてがわれていたという。

検察側は、トヨタ自動車と中国自動車メーカーの合弁会社向けのデ ィーラー設立を支援するため賄賂を受け取るなど劉被告がさまざまな犯 罪に関与したと主張。劉被告は賄賂の受け取りを認めたものの、被告側 の弁護士は一部の事実や金額について反論した。

中国の習近平国家主席は全共産党員を対象に全国で反汚職キャンペ ーンを展開しており、劉被告は起訴された党員としては最も職位の高い 当局者の1人。

原題:Senior Chinese Official’s Trial Highlights Atmosphere of Bribery(抜粋)

--取材協力:Tian Ying、Kevin Hamlin、David Tweed.

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