中国中銀総裁に退任観測-有力後任候補は前証監会主席との見方

中国人民銀行(中央銀行)の周小川 総裁の退任をめぐる観測が再浮上し、後任候補に注目が集まっている。

周総裁(66)は中国幹部の定年退職年齢を過ぎており、共産党中央 委員会第4回総会(4中総会)を来月に控え、ソーシャルメディアで同 総裁の退任の公算でうわさが広がっている。24日付米紙ウォールストリ ート・ジャーナル(WSJ)は匿名の当局者の話を基に、習近平国家主 席が中銀総裁の交代を検討していると報道。台湾紙の中国時報は今月、 中国証券監督管理委員会(証監会)の前主席、郭樹清氏が後任に就任す る可能性について論説を掲載した。

ブルームバーグ・ニュースの今月の調査によると、周総裁退任の場 合の最も有力な後任候補として、エコノミスト13人中6人が郭氏(58) を挙げた。5人は人民銀の易綱副総裁(56)と予想した。中国政府は公 式に見解を示していない。周総裁には2007年と12年にも退任観測が流れ た。

在任期間が歴代の人民銀総裁で最長の11年に及ぶ周氏は、金利コン トロールの自由化と為替介入の抑制を主張してきた。

24日に人民銀にファクスで質問したが回答は得られておらず、業務 時間外にかけた電話に返答はなかった。WSJ紙は現在山東省の省長を 務める郭氏が周総裁の最有力の後任候補だと報じた。同紙によると、人 民銀は周総裁が近く退任することはないとの見解を示している。

原題:Zhou Departure Speculation Prompts Focus on Next PBOC Chief (1)(抜粋)

--取材協力:Ye Xie.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE