中国、不正貿易100億ドル規模を発見-商品輸入への影響懸念も

中国国家外為管理局(SAFE)は 昨年4月に開始した不正貿易に関する調査により、全国で約100億ドル (約1兆1000億円)規模の不正を見つけたことを明らかにした。

外為管理局の検査部の武瑞林副部長は25日、北京での記者説明で、 企業が青島などで輸出入書類を「偽造し、でっち上げ、不法に再利用し た」と指摘。不正貿易が「ホットマネー(投機的な短期資金)流入によ る圧力を高め、犯罪者に対して資金を動かすための違法な経路を提供し た」とし、不正に関与した者は厳しく罰せられるだろうと述べた。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の周浩エコノミ スト(上海在勤)は、外為管理局の調査が「ホットマネー流入を一段と 弱める公算が大きい」と指摘。「銀行が書類確認をより慎重に行うよう になると思われるため、商品輸入の伸びが鈍化する可能性がある」との 見方を示した。

原題:China Forex Watchdog Finds $10 Billion in Fraudulent Trade (1)(抜粋)

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