金相場の下落リスクは「大きい」-米ゴールドマンのカリー氏

米ゴールドマン・サックス・グルー プのジェフリー・カリー氏は金相場について、最悪の局面はまだ終了し ていないとの見方を示した。金相場は既に今年の上昇分のほぼ全てを失 っている。

カリー氏は24日の電話インタビューで「リスクは下落方向に大きく 偏っている」と指摘。「相場の支持要因の大半は、ウクライナの政情不 安と中東情勢だった」が、これらに対する懸念は弱まっていると指摘し た。同氏は、金相場が昨年、1980年以降で最大の下落を示す前に投資家 に売りを勧めた。

金相場は1-6月(上期)の上昇率が商品全般と株式、米国債を上 回ったものの、7-9月(第3四半期)は四半期ベースで今年に入って 初の下落となる可能性が高い。米景気改善見通しを背景に資産の保護手 段としての貴金属の需要は後退。S&P500種株価指数が今月、過去最 高値に達する中、ドル相場は上昇している。

ゴールドマンのアナリスト、ダミアン・クールベイリン氏は24日、 ブルームバーグ本社でのインタビューで「金相場は長期的なインフレ懸 念より、米国の短期的な成長のモメンタム(勢い)に反応する。金に対 する関心は1年半ほど前と比較して低い」との見方を示した。

原題:Gold Downside Risk Seen ‘Significant’ to Goldman Sachs’s Currie(抜粋)

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