過激派組織「ホラサン」は欧米にとって脅威、メンバー勧誘で

過激派組織「ホラサン・グループ」 はシリア領内で何百人もの新たな信奉者を引き寄せている。欧米で不満 を抱くイスラム教徒をシリアで勧誘しているホラサンは、米国や同盟国 にとって最も危険なテロ組織の一つとなっている。

南洋理工大学(シンガポール)の政治暴力・テロリズム研究国際セ ンター(ICPVTR)のロハン・グナラトナ所長は、「ホラサン・グ ループにとってシリアは非常に豊かなメンバー勧誘の拠点だ」と指摘。 同グループは欧州に移民した1世と2世を主にターゲットとしていると し、なぜなら「彼らを訓練・喚起し、ネットワークを提供して、西側に 送り返すのはずっと容易だからだ」と述べた。

グナラトナ所長はこのプロセスを経た人数について、「数十人を超 えることはあり得ない」と指摘。「しかし彼らは著しい脅威となる。な ぜなら西側の政府は彼らを特定するのが困難だからだ」と話した。同グ ループの勧誘や訓練、テロ活動の能力は恐らくさらに多数いることを意 味すると所長は続けた。

米国は22日夜からシリア領内で、同グループに対する空爆を実施。 米国本土への「差し迫った」テロ攻撃を計画していたことが理由と説明 した。米当局者はこれまでのところ、攻撃計画の場所や時期、標的、あ るいは攻撃の可能性に関する情報の信頼性について詳細は明らかにして いない。

米情報当局者の1人は、国際テロ組織アルカイダが指導者のウサ マ・ビン・ラディン容疑者の死後にホラサンを立ち上げたと話した。

原題:Khorasan Group’s Recruiting Makes It Threat to U.S., Europe (1)(抜粋)

--取材協力:Tony Capaccio、Del Quentin Wilber、Sangwon Yoon、John Walcott.

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