欧州株:上昇、ECB措置に期待-メルクとリオ・ティント高い

24日の欧州株式相場は上昇。指標の ストックス欧州600指数は前日に11週間ぶりの大幅安となっていた。ド イツ企業景況感が5カ月連続で悪化し、投資家は欧州中央銀行 (ECB)の今後の刺激策に目を向けた。

ドイツの医薬・化学品メーカーのメルクと英豪系鉱山会社リオ・テ ィントはいずれも値上がり。両銘柄の投資判断が引き上げられたことが 手掛かり。一方、オランダの速配サービス会社TNTエクスプレスは約 1年8カ月ぶりの大幅安。利益率を2015年に引き上げる目標の撤回が嫌 気された。スイスの人材派遣会社アデコは0.8%下落した。

ストックス600指数は前日比0.7%高の344.35で終了。取引終了間際 の30分間で上げ幅を拡大した。前日は7月8日以来の大幅安(1.4%下 落)となっていた。

ポツダム貯蓄銀行の株式ポートフォリオマネジャー、ミヒャエル・ カプラー氏は「この日のドイツ景況感指数は予想に届かなかったもの の、まだ高い水準にある」とし、「景気が下降すればECBが支える。 相場が大きく調整すれば、それは買い時だ」と語った。

ドイツのIfo経済研究所が発表した9月の独企業景況感指数 は104.7と、8月の106.3から低下し、1年5カ月ぶりの低水準となっ た。エコノミストの予想中央値は105.8だった。

この日の西欧市場では18カ国中13カ国で主要株価指数が上昇。英 FTSE100指数は0.5%、独DAX指数は0.7%それぞれ上げ、仏 CAC40指数は1.3%高となった。

原題:European Stocks Advance as Merck, Rio Tinto Outweigh TNT Decline(抜粋)

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