【今日のチャート】「スイートスポット」に立つ米消費者

米国の消費者向け事業を展開する企 業の見通しは明るい。買い物客の購買力が高まりそうな状況にあるため だとジェフリーズ・グループのチーフグローバル株式ストラテジスト、 ショーン・ダービー氏は指摘する。

同氏は2日前のリポートにこうした見方を裏付ける3つのデータを 掲載。今日のチャートはその3つ、商品価格とドルの価値、家計の純資 産を示す指数だ。香港在勤のダービー氏はリポートで「米国の消費者が 追い風の恩恵にあずかるというのが最終的な結論だ」と指摘し、消費者 に対する見方を1年ぶりに引き上げた。

チャート上段のブルームバーグ商品指数(赤)は23日、5年ぶりの 低水準となった。一方、中段のブルームバーグ・ドル指数(緑)は4年 ぶり高水準。米連邦準備制度理事会(FRB)がまとめたデータによる と、下段の家計純資産(黒)は4-6月期に、2009年1-3月期に記録 した低水準を48%上回った。

ダービー氏は、中国の経済成長鈍化に伴い商品需要が減ることが、 米国の消費者が「スイートスポット」に立つことに寄与していると説 明。他の新興市場や欧州の景気低迷も米国の消費者にとってはプラス で、ドル高が米国の輸入物価を押し下げるという。

原題:Commodities, Dollar Seen Lifting U.S. Consumer: Chart of the Day(抜粋)

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