PIMCOのファンド、資産評価めぐる疑惑をSEC調査-米紙

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント (PIMCO)のビル・グロース氏が運用する「 PIMCOトータル・リターン上場投資信託(ETF)」が、リターン 押し上げのために資産価格を人為的につり上げていなかったかについ て、米証券取引委員会(SEC)が調査している。米紙ウォールストリ ート・ジャーナル(WSJ)が23日報じた。

同紙が事情に詳しい複数の関係者からの情報として伝えたところで は、SECの調査対象には、トータル・リターンETF(運用資産額36 億ドル=約3900億円)が投資対象を割安な価格で購入する一方、保有資 産の価値を計算する際に高めのバリュエーション(評価)に依存してい た疑惑が含まれている。

PIMCOの広報担当マーク・ポーターフィールド氏は 「PIMCOはこの非公開の問題でSECに協力している。われわれの 価格決定の手法が完全に適切なものであり、業界の最良の慣行に沿った ものであると確信している」とコメントした。

トータル・リターンETFは、同社の旗艦ファンドでやはりグロー ス氏が運用する「PIMCOトータル・リターン・ファンド」(運用資 産額2216億ドル)と同様の戦略の採用をうたい文句にしている。

原題:Gross’s Pimco Total Return ETF Draws SEC Scrutiny, WSJ Reports(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE