ドイツ銀CEOとアッカーマン前CEO訴追請求-キルヒ訴訟で

ドイツ銀行のユルゲン・フィッチェ ン共同最高経営責任者(CEO)とCEO経験者2人が、メディア企業 キルヒ・グループのオーナーだった故レオ・キルヒ氏が起こした民事訴 訟への対応をめぐり、詐欺未遂の罪で訴追請求された。

ドイツ銀のヨゼフ・アッカーマン前CEOとロルフ・ブロイヤー元 CEOも、民事訴訟への対応で偽証を企てた加重詐欺未遂の罪で、フィ ッチェン共同CEOと共に訴追請求された。ミュンヘン検察当局のトマ ス・シュタインクラウスコッホ氏が、発表資料で明らかにした。このほ か、同行の元会長と取締役会の元メンバー1人も訴追請求され、ドイツ 銀本体も関連する当事者として名指しされた。

ドイツ銀のブロイヤー元CEOが2002年のブルームバーグテレビジ ョンとのインタビューで、キルヒの信用力を疑問視する発言を行ったこ とについて、キルヒ氏は経営破綻の一因になったと主張し、訴訟を起こ した。両者の間ではその後、ドイツ銀が9億2500万ユーロ(現在の為替 レートで約1290億円)を支払う和解が成立した。

シュタインクラウスコッホ氏は23日、「検察当局は捜査の結果、訴 追請求した5人が、ミュンヘン高等裁判所を欺いて訴訟に勝つために共 謀したという結論に達した」と説明した。

ドイツ銀の広報担当クラウス・ウィンカー氏は、フィッチェン共同 CEOの嫌疑が事実無根であることがやがてはっきりするとした以前の 発表文の内容に言及し、係争中の訴訟にはコメントしないと述べた。フ ィッチェン共同CEOとアッカーマン前CEO、ブロイヤー元CEOの 弁護士もコメントを控えている。

検察による訴追請求は先月行われ、ミュンヘンの裁判所が23日に公 表した。起訴するかどうかの裁判所の判断は、年明け以降になる見通 し。

原題:Deutsche Bank’s Fitschen Charged Over Role in Kirch Lawsuit (2)(抜粋)

--取材協力:Nicholas Comfort.

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