米バーガーキングの買収計画は予定通り-米財務省新規則でも

米財務省が節税目的で本社を海外に 移転するいわゆるインバージョン対策を明らかにするなか、米ハンバー ガーチェーン2位のバーガーキング・ワールドワイドはカナダのティ ム・ホートンズ買収と同国への本社移転の計画を予定通り進めている。

ティム・ホートンズの広報担当スコット・ボニコースキ氏は、統合 は税制上のメリットではなく長期的な成長の可能性に基づいて決定した ものであり、「予定通り進んでいる」と述べた。

ニューヨークの法人税コンサルタント、ロバート・ウィレンズ氏 は23日付の顧客向けリポートで、「これらのルールが進行中の案件に致 命傷となる公算は小さい」と指摘。本社の海外移転を目指している医療 機器メーカー大手メドトロニックや製薬会社アブビーの計画について 「ほとんど影響を受けることなく計画を進め、完了させるだろう」との 見方を示した。ただ、この日の欧米株式市場では米財務省のインバージ ョン対策発表を受け、ヘルスケア関連株が売られた。

アーバン・インスティチュート(ワシントン)のシニアフェローで 元法人税専門の弁護士、スティーブ・ローゼンタール氏は「規制上の措 置が講じられたことは財務省による大きな前進だが、海外移転による税 制面でのメリットの一部に対処しただけだ」と話している。

原題:Burger King Deal Moving Ahead Amid U.S. Inversion Crackdown (2)(抜粋)

--取材協力:Drew Armstrong、Zachary R. Mider、Kasia Klimasinska、Ian Katz、Caroline Chen、Scott Deveau.

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