西アフリカでのエボラ出血熱感染が 従来予想より急速に拡大するとの見通しが示されたことから、ニューヨ ーク市場のカカオ豆価格が一時上昇した。世界最大の生産国であるコー トジボワールからの輸出に支障が出る可能性があるとの懸念が高まって いる。

カカオ豆先物相場は一時3年半ぶりの高値に達した後、下落した。 米疾病対策予防センター(CDC)が23日発表した推計によると、エボ ラ出血熱感染の抑制策が改善されなければ、リベリアとシエラレオネの 感染者数は来年1月までに55万-140万人に増加する可能性がある。 CDCは18日、コートジボワールに対し、指令センターを設立するとと もに医療スタッフの訓練を実施するよう助言した。

エボラ出血熱感染はコートジボワールと国境を接するリベリアとギ ニアで拡大。ICEフューチャーズUS(ニューヨーク)が集計するカ カオ豆在庫は5月16日に2年ぶりの高水準に達した後、24%減少してい る。ワールド・ウェザーは今月22日、コートジボワール産カカオ豆につ いて、平年を大きく上回る降雨に続き黒実病などの病害のリスクが高ま っていると指摘した。

ICEフューチャーズUSのカカオ豆先物12月限終値は、前日 比0.9%安の1トン=3297ドル。一時は3366ドルと、中心限月として は2011年3月14日以来の高値を付けた。

原題:Cocoa Reaches Highest in 42 Months on Concern Over Ebola Spread(抜粋)

--取材協力:Caroline Chen、Kelly Gilblom.

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