欧州株:3週間ぶり大幅安、中国減速懸念で-英テスコに売り

22日の欧州株式市場では指標のスト ックス欧州600指数が反落し、約3週間ぶり大幅安となった。中国の楼 継偉財政相が大規模な景気刺激策の可能性を否定したことが響いた。

19の業種別指数では、資源株が最も下げた。英食品小売り最大手テ スコは2003年以来の安値。3-8月(上期)の利益見通しを約2億5000 万ポンド過大に報告していたとして、会計実態についての調査を開始し た。ノルウェーのサケ養殖会社セルマックは13年5月以来の大幅上昇。 三菱商事はセルマックに対する株式公開買い付け(TOB)の実施を発 表した。ドイツの医薬・化学品メーカー、メルクは4.4%高。米シグマ アルドリッチの買収で合意した。

ストックス600指数は前週末比0.5%安の346.69で終了。一時は下げ 幅を0.2%に縮めた。先週1週間では1.2%上昇。スコットランドが住民 投票で英国からの独立を否決したことや米利上げがすぐにはないと米連 邦公開市場委員会(FOMC)が示唆したことが背景。

ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントの欧州株責任者、ア ンドレア・ウィリアムズ氏は「中国政府は経済成長ブームが終わり、成 長率が下がる状況を認識しているようだ」と指摘。また、「テスコの発 表額はかなり驚きの規模だ。立て直しには長い時間がかかるだろう」と 付け加えた。

週末に20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席した 中国の楼財政相は、同国経済は下振れ圧力に直面しているものの、個々 のデータの変化に対して大幅な政策調整が行われることはないと述べ た。

この日の西欧市場では、18カ国中16カ国で主要株価指数が下落。英 FTSE100指数は0.9%下げ、独DAX指数は0.5%の値下がり。仏 CAC40指数は0.4%下がった。

原題:European Stocks Fall Most in Three Weeks on China as Tesco Drops(抜粋)

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