NY連銀総裁:FOMC、「やや過熱気味」な経済容認の必要も

ニューヨーク連銀のダドリー総裁 は22日、連邦公開市場委員会(FOMC)の目標を下回るインフレ率は 利上げを「辛抱強く待つ」ことを正当化すると指摘し、「やや過熱気 味」の景気を容認する必要性を示唆していると述べた。

ニューヨークで開催されたブルームバーグ・モスト・インフルエン シャル・サミットに登壇したダドリー総裁は、「インフレのレベルにも よるが、失業率は最大限の雇用確保と考えられる水準をやや下回るシナ リオが十分に想像できる」と発言。インフレ率を目標の2%に戻すには 「経済が少なくとも一定期間、やや過熱気味に推移する必要がある」と 述べた。

FOMCは先週の声明で、資産購入が終了した後も事実上のゼロ金 利政策を「相当な期間」維持する方針をあらためて示した。

ダドリー総裁はこの日、「辛抱強く待とうとするべき根拠はある」 と発言。「第一には利上げ開始が成功することを確実にしたいからだ。 利上げ後に景気が弱くなり、方向を転換せざるを得なくならないように したい」と説明した。

ダドリー総裁はこのほか、資産バブルに対して当局は警戒を緩めて いないとし、意思伝達のやり方を改善する方法を検討しているとも述べ た。

原題:Dudley Says Fed Needs U.S. Economy to Run ‘A Little Hot’ (1)(抜粋)

--取材協力:Matthew Boesler、Jeff Kearns.

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