ロバートソン氏:債券市場はバブル、「嫌な終わり方」を予想

ヘッジファンド、タイガー・マネジ メントを創立した資産家のジュリアン・ロバートソン氏は、債券市場で はバブルが発生しており、「非常に嫌な」終わり方になるだろうと述べ た。

ロバートソン氏はニューヨークで開かれたブルームバーグ・モス ト・インフルエンシャル・サミットで、「債券価格は信じ難い水準にあ る」と指摘。「経済的に行き詰らないよう政府が債券を買い取るのは世 界的に見られる現象だ」と続けた。

同氏と一緒に登壇したカーライル・グループの共同創立者、ウィリ アム・コンウェイ氏は一方で、債券市場を崩壊させるようなきっかけは 見当たらないと発言。金利は低水準を維持し、資産価格は高い状態が続 くとの見方を示した。

ロバートソン氏は株式市場について、投資検討に値する銘柄はいく つかあるとして、先週新規株式公開(IPO)したアリババ・グルー プ・ホールディングを挙げた。

同氏は「慎重さを要する」と前置きした上で、「素晴らしい企業は まだ複数ある。その一つは先週株式を公開したばかりだ。本当に魅力的 な企業だ。間違いなくそこには機会がある」と述べた。

ロバートソン氏(82)は1980年にニューヨークでタイガー・マネジ メントを設立。資産総額は98年半ばには約220億ドルに膨れ上がり、年 間リターンは平均32%の成績だった。その後1年半の間に投資家からの 解約要請が続き、2000年には資産総額が約60億ドルに減少。ロバートソ ン氏は外部投資家からの資金受け入れを停止すると発表した。同社は新 興ヘッジファンド会社の資金援助にビジネスを変え、同氏はチャリティ ー基金を運営している。

原題:Tiger’s Robertson Says Bond Bubble to End in ’Very Bad Way’ (1)(抜粋)

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