大手外資も重い処分免れない公算-中国がグラクソに巨額罰金

英製薬最大手グラクソ・スミスクラ インが中国で贈賄に関与したとして、同国司法当局が記録的な罰金を科 す判断を下したことは、最大級の外国企業であっても同国政府の捜査で の重い処分を免れない可能性を示している。

中国は約1年3カ月にわたりグラクソを贈賄の疑いで捜査。湖南省 の長沙市中級人民法院は19日、グラクソに対する有罪判決を下し、約5 億ドル(約540億円)相当の罰金を支払うよう命じた。

今回の判決は、外国企業に対する独占禁止法に絡んだ中国当局の一 連の調査が海外の経済団体から批判を浴びる中で下された。これらの団 体はこうした調査が海外勢にとっての中国の魅力を損ねる恐れがあると 警告している。

チャイナ・マーケット・リサーチ・グループのアソシエートプリン シパル、ジェームズ・ロイ氏(上海在勤)は、罰金はグラクソにとって 中国での痛手であり、多国籍企業が中国の法制度にビジネス慣行を確実 に適合させる必要性を示していると述べた。

同氏は「外国企業は贈賄のような行為がかなり一般的となっている 中国の業界で、地元のやり方でビジネスをする誘惑に駆られる場合があ る」と指摘。その上で、そうした行動を取れば外国企業の「本国のみな らず中国当局からもにらまれることを示唆するものだ」と語った。

グラクソは書面で中国政府への謝罪と事業慣行の改革を表明した。 中国国務院の報道室に20日、電話を2回したが応答はなかった。ファク スでの問い合わせに対しても今のところ返答はない。

原題:Glaxo’s China Fine Signals No Immunity for Foreign Businesses(抜粋)

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