シンガポール取引所、中国本土企業の上場再開見込む

シンガポール取引所(SGX)は2 年間中断している中国企業の上場再開を予想している。SGXと中国証 券監督管理委員会(証監会)による取り決めで、中国企業のシンガポー ル新規株式公開(IPO)が容易になったためだ。

SGXの上場責任者を務めるローレンス・ウォン氏は17日のインタ ビューで、2015年に幾つかの中国企業による上場を見込んでいると述べ た。SGXでの中国企業上場は12年6月のシンキャップ・グループが最 後となっている。SGXと証監会は昨年11月、中国本土企業が本土外に 持ち株会社を設立しなくともシンガポールで上場することを認める取り 決めに調印した。

ウォン氏は「中国はわれわれの長期的な視野に入っている。証監会 との取り決めにより、中国本土に法人登記する企業がシンガポールに直 接上場できる。このことは非常に大きな意味がある。これまで本土企業 のシンガポール上場は非常に難しかった」と述べた。

07年に中国企業によるシンガポール上場が相次いだが、その後デフ ォルト(債務不履行)や会計不祥事などで上場が止まった。中国本土企 業は今年、香港でのIPOを選好する一方、シンガポール上場を目指す 本土企業は公開企業を買収するいわゆる逆買収を通じての上場を探って いた。

原題:Singapore Exchange Sees End to Two-Year Hiatus for China IPOs(抜粋)

--取材協力:Joyce Koh、Andrea Tan.

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