【個別銘柄】ソフバンクは下落、スクエニHや三菱マは堅調

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

ソフトバンク(9984):前週末比6.1%安の8207円。3割強を出資 する中国のアリババ・グループ・ホールディングが19日、新規株式公開 (IPO)し、終値は公開価格を38%上回った。ただ、東海東京調査セ ンターの角田佑介アナリストはイベント通過でソフバンク株をいったん 処分する動きが強まっているのではないかと電話取材で話した。材料出 尽くしの売りが先行した。

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684):3.2%高 の2370円。同社のネイティブアプリゲーム「ドラゴンクエストモンスタ ーズスーパーライト」がアイフォーンApp Storeランキングでトップセ ールスを記録した。また、同社は15年にもクラウドゲームに参入する と20日付の日本経済新聞朝刊が報じた。

鹿島(1812):1.8%安の504円。同社や大成建設(1801)などの共 同企業体(JV)が手がけるアルジェリアの高速道路工事をめぐり、現 地政府との対立が深まっていると21日付の日本経済新聞朝刊が報道。 JV側は1000億円を超す未払い金を求め、パリの国際仲裁裁判所に仲裁 を申し立てていたが、20日までに発注元の政府が仲裁の拒否を裁判所に 伝えたとしている。負担増大のリスクを懸念する売りに押された。大成 建も1.4%安の582円

三菱自動車(7211):4.1%高の1310円。イタリアのフィアット向 けに次期小型ピックアップトラックをベースとした車両を開発・生産す ることで覚書を締結したと19日に発表した。16年1-3月に供給を開 始、6年間で15万-17万台の供給を計画している。

豊田自動織機(6201):1.1%高の5360円。台湾・中国を中心にフ ォークリフトや工作機械の開発・生産・販売を行っているタイリフト社 のフォークリフト事業を取得する、と19日発表。オプション行使 で100%取得する場合、取得額は総額約160億円となる。

三菱マテリアル(5711):2.6%高の357円。自動車部品などの加工 に使う超硬工具大手、日立ツールの買収へ調整に入った、と22日付の日 本経済新聞朝刊が報道。来年4月にも株式の過半を取得する方針で、住 友電気工業を抜き国内首位に浮上、買収額は100億円超になるとした。

日本オラクル(4716):1%高の4230円。6-8月期(第1四半 期)の営業利益は前年同期比9%増の103億円、と19日発表。アップデ ート&プロダクト・サポート事業が前年同期比7.4%増と好調で、市場 予想の99億円を上回った。

スズケン(9987):3.9%安の3320円。野村証券は19日、目標株価 を3550円から3300円に引き下げた。医薬品卸事業で市場縮小の影響が不 可避な点を踏まえ、15年3月期の経常利益予想を329億円から293億円 (会社計画301億円)、来期を352億円から315億円にそれぞれ減額し た。投資判断は「中立」を継続。

Jトラスト(8508):1.9%高の1260円。シンガポールのLCDグ ローバル・インベストメンツの株式29.5%を取得し筆頭株主となる、 と19日発表。取得額は約78億円。海外事業拡大に対する期待が膨らん だ。

西尾レントオール(9699):1.9%高の4270円。19日に14年9月期 の連結営業利益を119億円から134億円へ上方修正した。震災地の復旧・ 復興工事や全国各地の道路・舗装工事等のインフラ関連のプロジェクト 工事での受注が好調だったため。

サイバネットシステム(4312):13%高の627円。キヤノンが世界 最高性能の画像診断装置を開発する、と20日付の日本経済新聞朝刊が報 道。2017年をめどにまず目の難病向けに実用化する。医用画像のソフト ウエアを展開する同社にも市場活性化を期待する買いが膨らんだ。

群馬銀行(8334):3.5%高の646円。15年3月期の連結純利益予想 を19日、200億円から220億円に上方修正した。与信費用が当初見積もり を下回る見通しとなったため。

オルトプラス(3672):14%安の1052円。19日に14年9月期の連結 営業損益見通しを9億6300万円の黒字から4700万円の赤字へ下方修正し た。予定していた新規イベントやリニューアル等の遅れによって既存タ イトルの売り上げが想定を下回り、7月17日にリリースした「アイドル マスターSideM」の売上も当初見込みよりも緩やかだった。また、未定 だった今期の配当予想をゼロとした。

大研医器(7775):4.5%高の2218円。野村証券は19日、投資判断 を「買い」で新規格付けした。イノベーションが少ない一般医療機器分 野でアイデア製品を提供し、シェアを拡大するビジネスモデルは非常に 強固と評価。16年3月期の咽頭冷却装置「クーデックアイクール」の発 売で高い成長率を期待するとした。今期営業利益予想は15億7400万円 (会社計画15億5500万円)、来期は19億8400万円。

第一屋製パン(2215):7.1%高の136円。株主優待制度を新設す る、と19日発表。12月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に同社 グループ会社の商品詰め合わせを贈呈する。

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