ウクライナ大統領:停戦合意違反はあるが緊張は緩和している

ウクライナのポロシェンコ大統領 は、同国東部での停戦合意は違反が見られるものの、同地域の緊張は緩 和しているとの見解を示した。

ポロシェンコ大統領は21日に国営テレビのUT-1に対し、死傷者 は9月5日の停戦合意前に比べればかなり低い水準に減少したと指摘。 反政府勢力やロシアにコントロールされていないと「いわれる」集団が 停戦違反の主な原因だとの見解を示した。ウクライナ政府と親ロシア派 武装勢力は停戦合意を堅固にするため緩衝地帯の設定で合意した後も、 停戦違反があったとして互いに非難し合っていた。

同大統領は「一部の人が何を言おうと、現在は緊張緩和が見られ る」と述べ、「ウクライナは和平計画を堅持し全ての義務を実行すべく 全力を尽くしてきたし、現在もそうしている。停戦合意は破られている が、死傷者の数は以前に比べれば相当減少した」と語った。

日常的に起こる衝突によって停戦合意は覆される恐れがある。国連 によると、ウクライナ紛争では3200人余りが死亡、8000人が負傷してい る。欧州連合(EU)は21日付の声明で、「長期的な停戦は持続的な政 治的解決を目指す現行の取り組みを成功させる上で引き続き重要な鍵 だ」と指摘。5日の停戦合意と今回の合意の全ての要素が各方面によっ て十分に履行される必要があると述べた。

原題:Ukraine President Says Tensions Are Easing Amid Truce Violations(抜粋)

--取材協力:Bryan Bradley、Jones Hayden、Jake Rudnitsky.

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