麻生財務相:順守を続ける、為替相場へのコミットメント-G20会見

麻生太郎財務相は21日、オーストラ リアのケアンズで開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総 裁会議後の黒田日銀総裁との共同会見で「これまで通り、為替相場のコ ミットメントの順守を続けることを確認している」語った。

今回のG20で麻生財務相は「為替の相場について特に議論があった わけではない」と述べた。その上で現在の為替水準はリーマン・ショッ ク直後から続く過度な円高の修正局面かとの質問について「為替の話に ついて財務大臣の立場でコメントすることはない」と述べながら「2008 年のリーマン・ショックの時の為替は108円で今と同じ為替だった」と 答えた。

日本経済については「今の段階において経済回復は、反動減があっ たことは確かだが、それを踏まえても回復基調は続いている」との認識 を示した。

一方、継続的な需要の弱さについては、「内部留保を取り崩すだけ でなく、企業が金を借りて設備投資をする段階まで踏み込んでこないと 景気や需要が回復したとは言い難い」と指摘。「内・外需含め、満足で きるほど需要が確実に戻ってきた段階ではない」との見方を示した。

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