リッチモンド連銀総裁:出口戦略に反対、MBS保有に異議

米リッチモンド連銀のラッカー総裁 は連邦公開市場委員会(FOMC)が17日の定例会合後に公表した新た な出口戦略について、住宅ローン担保証券(ABS)を保有する手法に 問題があるとして、完全には支持できなかったと明らかにした。

ラッカー総裁は「このアプローチは信用の配分に対する当局の介入 を必要以上に長引かせるものだ」との声明をリッチモンド連銀のウェブ サイトに掲載した。同総裁は2015年の連邦公開市場委員会(FOMC) で議決権を有する。

同総裁は「FOMCが担う物価安定と最大限の雇用確保という二大 責務をまっとうするには、保有MBSを安定的かつ予想可能なペースで 積極的に減らすために十分に計算された計画を立てることが最善と信じ る」と声明で述べた。

FOMCが17日に発表した「政策正常化の原則と計画」をめぐる声 明では、1人を除く全参加者が正常化の手法に同意したとしていたが、 誰が反対したかは明らかにしなかった。

同声明は「正常化プロセスの一環として、政府支援機関保証付きの MBSを売却することは、現時点では予想していない」としている。

ラッカー総裁はこの日の声明で信用市場への介入について、「金融 政策の運営や中央銀行としての主要責務を遂行する上で不必要なことで あり、本来は民主的なプロセスを経て財政当局によって実行されるべき 配分の選択に関与するものだ」と批判した。

原題:Lacker Says He Opposes Fed Plan to Hold Mortgage-Backed Assets(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE