米当局、銀行のスワップ取引分離期限1年延長を検討-関係者

米金融監督当局は銀行がスワップ取 引の一部を預金保険対象部門から分離する期限を現行の2015年7月から 1年延長する可能性がある。期限延長要請に対応する。事情に詳しい関 係者2人が明らかにした。

関係者が匿名を条件に語ったところによると、米金融規制改革法 (ドッド・フランク法)に基づく期限を16年7月までに延長することが 連邦準備制度理事会(FRB)と通貨監督庁(OCC)の当局者と銀行 ロビイストの協議で検討されている。

スワップ取引の分離は08年の信用危機をあおったような高リスク取 引から納税者を守る方策として10年成立の同法に盛り込まれた。JPモ ルガン・チェースやシティグループ、バンク・オブ・アメリカ (BOA)の代表らは、ルールがまとめられつつある中で期限を延長す べきだと主張している。

ジョージ・ワシントン大学のアート・ウィルマース教授(法学)は スワップ取引の銀行業務からの分離は「米金融規制改革法で最も重要な 条項の1つであり、大手銀行が最も恐れるものの1つでもある」と指 摘。「銀行内に保持すれば、コスト面で極めて優位に立てる」と付け加 えた。

原題:Regulators Said to Weigh Delay for Separating Banks’ Swaps Units(抜粋)

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