貧困率低下の米国、女性が怒る8つの理由-男女差さらに拡大

米国の貧困率は昨年、今回の景気回 復局面で初めて低下した。しかし、女性にとって励みになる報告はあま りなかったようだ。

①米国における男女不平等は厳しい現実だ。チャートによると、昨年の 新規就労者所得のインフレ調整後の中央値は男性が5万33ドル(現在の レートで約550万円)、女性は3万9157ドルと、大きな差がある。

②男性の所得に対する女性の所得の比率は昨年、よくよく見ると上昇し ている。チャートによれば、男性が1ドル稼ぐのに対し女性は78セン ト。2012年は77セントだった。1セントでは大きな改善とは言い難い。

③男性と比較すると女性の貧困率は高い。チャートによると、ここ10年 間とその前の10年間、さらにその前も同じ状況だ。

④言うまでもなく、貧困女性の数は男性を大幅に上回っており、格差は 拡大している。チャートによれば、昨年の男女差は510万人で、03年 の430万人から増加している。

⑤男性の方が依然として条件の良い職に就いている。チャートによる と、例えば常勤で年間を通じた仕事に就いているのは男性の方が多い。

⑥チャートによれば、昨年は労働年齢の貧困率も女性の方が高かった。

⑦高齢者にとって男女の格差はさらに大きい。チャートによると、昨年 の65歳以上の女性の貧困率は男性を大幅に上回った。

⑧昨年は高齢貧困層の3人に2人が女性だった。チャートによれば、そ の割合は12年と比較して拡大した。

原題:Eight Things in the U.S. Poverty Report That’ll Make Women Angry(抜粋)

--取材協力:Catarina Saraiva、Aki Ito.

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