個別銘柄:IHIや日野自、薬のアオキ高い、京三製安い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

IHI(7013):前日比5.1%高の540円と、17年超ぶり高値。クレ ディ・スイス証券では投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に 変更した。航空エンジンなど主力事業の中長期成長性が極めて高 く、2017年3月期営業益は14年3月期比約2倍の1000億円の達成が可 能、と分析。今期の連結営業利益予想を658億円から730億円に(会社計 画650億円)、来期を758億円から860億円に増額した。目標株価600円。

日野自動車(7205):4.1%高の1542円。大和証券では投資判断を 「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。販売ペースが期初想 定を上回っているとみられ、相応の業績上方修正が期待できると分析。 海外主力のインドネシア事業は、高シェアを有する大中型トラックに加 え、近年は小型トラック領域でも現地で先行している三菱ふそうからシ ェアを奪っているもようとした。目標株価は1700円に上げ。

クスリのアオキ(3398):4.5%高の4720円。一時は4910円まであ り、06年2月の東京証券取引所上場以来の高値を更新した。6-8月営 業利益は前年同期比33%増の18億5800万円だった。ドラッグストアや同 併設調剤薬局の新規出店が寄与した。

携帯販売会社:光通信(9435)が3.4%高の7540円、ティーガイア (3738)が3.7%高など。大和証券では、スマートフォンの購入・契約 直後の解約(クーリングオフ)について、18日午後に開催された 「ICTサービス安心・安全研究会」で、店舗で購入済みの端末は解約 後の返品・返金の制度化を見送る、と示されたことに関し、適度な消費 者保護ルールの導入は携帯販売会社にポジティブとした。

京三製作所(6742):3%安の357円。15年3月期営業利益予想 を32億円から26億円に減額修正した。前期比での増益率は62%増に鈍化 する。信号システム事業での海外受注案件の損失引当金計上やシステム 製品の操業度低下も響く。

NIPPO(1881):1.5%高の1974円。18年3月期にも連結経常 利益を今期予想比38%増の450億円とする計画だ、と19日付の日本経済 新聞朝刊が報道。東南アジアなど海外を伸ばすほか、首都圏を中心に不 動産開発を強化するという。

ジェイアイエヌ(3046):1.4%安の3070円。クレディ・スイス証 券では目標株価を2900円から2600円に引き下げた。14年8月期の既存店 売上高は前期比21.4%減と終始さえない展開だったと指摘、同期の連結 営業益予想を従来34億円から前の期比52%減の約30億円に下方修正し た。投資判断は「中立」を継続。

ラクオリア創薬(4579):7.2%高の594円。審査中だったEP4拮 抗薬のがんに関する用途特許について、米国で特許査定を受けたと18日 発表。米国での知的財産権がさらに強化されたとしている。

エヌ・ピー・シー(6255):5.3%高の321円。15年8月期の連結営 業利益は前期推定比50%増の6億円前後になる見通し、と19日付の日本 経済新聞朝刊が伝えた。既存設備のメンテナンスなど新規事業が寄与す るとしている。

AMBITION(3300):賃貸住居用の転貸借用物件管理などを 行う同社が19日、マザーズ市場に新規株式公開(IPO)した。公募価 格の960円に対し朝方から買い気配値を切り上げ、初値は62%高の1555 円となった。終値は1830円。

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