コエテクH:来期の海外売り上げ、全体の3割に拡大へ

「戦国無双」や「信長の野望」な どのゲームを制作したコーエーテクモホールディングスは、中国や東南 アジアなどへの海外展開を加速させる方針だ。

同社の襟川陽一社長は19日、東京ゲームショウでブルームバーグの インタビューに応じ、来期の海外売り上げ比率が現状の2割から3割に 高まるとの見通しを示した。その背景として、東南アジアのスマートフ ォン市場拡大や中国での据え置き型ゲーム機発売の動きなどを挙げた。

同社は現在開発・支援要員として中国に200人、ベトナムに100人、 シンガポールに80人を配しているが、襟川社長は来年に海外要員数 を30%増やしたいと述べた。

スマホ向けゲーム市場について襟川社長は成長が期待できるとし、 現状売上高の10%を占めるスマホ関連が3年以内に最大50%まで増加す る可能性があるとの見通しを示した。

調査会社アップアニーによると、日本は昨年に米国を抜いて世界最 大のスマホアプリ市場に成長した。こうした中、従来の据え置き型ゲー ム機向けを中心にビジネスを展開してきたゲームソフトメーカーがスマ ホ市場への資源投入を増やしている。

同社は今期(2015年3月期)の業績予想で売上高380億円、営業利 益80億円と予想している。

--取材協力:天野高志.

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