テスラ株が下落、推定60億ドルの資本需要をゴールドマン指摘

16日のニューヨーク株式市場では電 気自動車(EV)メーカー、米テスラ・モーターズの株価が下落。生産 台数を押し上げるため米国に大規模な電池工場を建設中の同社には、少 なくとも60億ドル(約6540億円)の資本が必要となる可能性があるとの ゴールドマン・サックス・グループの分析が嫌気された。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の下、テスラは来年終 盤までに年間生産10万台の達成を狙い、いずれは年間販売台数を50万台 に乗せることを目指している。同社はコストの低いリチウムイオン電池 セルを製造する工場をネバダ州に建設中。最大50億ドルのコストがかか るとの見通しを示している。同社は3月、約23億ドルを電池工場向けに 調達した。

ゴールドマンのアナリスト、パトリック・アーカンボールド氏は19 日付のリポートで、「テスラは公表していないものも含め、数々のプロ ジェクトを控えており、追加資本が必要となる可能性がありそうだ」と 指摘した。

アーカンボールド氏がテスラに付与している株式投資判断は「ニュ ートラル(中立)」。推定資本需要の大部分は2017年から25年にかけて 発生すると予想している。

テスラは資本投資について予想を示していない。同社広報担当のサ イモン・スプルール氏が電子メールで述べた。

ニューヨーク時間午前11時18分現在、テスラ株は前日比1.8%安 の259.16ドル。一時は2.8%下げた。年初から前日までに75%上げてい た。

原題:Tesla Drops as Goldman Says $6 Billion Needed to Fund Plans (1)(抜粋)

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