タイガー・グローバル、易車の一段高に賭ける-2300%上昇後

米投資会社タイガー・グローバル・ マネジメントは、自動車情報サイトを運営する中国のビットオート・ホ ールディングス(易車)の米国預託証券(ADR)の上昇局面は終わっ ていないとの見方に約6億ドル(約655億円)を賭けている。ビットオ ートのADRは2012年以降に2300%上昇している。

当局への届け出によれば、タイガー・グローバルは今月12日現在、 ビットオートのADR14.9%を有し、最大の保有者となっている。6月 末時点では保有していなかった。タイガー・グローバルは、資産家で投 資家のジュリアン・ロバートソン氏の弟子の1人であるチェース・コー ルマン氏によって設立された。

タイガー・グローバルの投資責任者スコット・シュライファー氏 は、急成長しつつある中国の中産階級の購買力の高まりをうまく取り込 んだビットオートに資金をつぎ込んでいる。中国自動車工業協会 (CAAM)によれば、8月の乗用車販売台数は147万台と、08年以降 3倍余りに増えている。問題はビットオートのADRに一段の上昇余地 があるかどうかだ。同社ADRは、米上場の中国大型株で構成するブル ームバーグの指数の構成銘柄中で今年の値上がり率トップとなってい る。

同じくビットオートのADRを保有する米オーバーワイス・アセッ ト・マネジメントのジム・オーバーワイス社長は18日の電話取材で、 「有望な事業で、バリュエーション(株価評価)は妥当だ。同社ADR がどのくらい上昇したかは重要ではない」と述べた。

シュライファー氏とコールマン氏は共にビットオートへの投資につ いてコメントを控えている。

--取材協力:Michael White、Kelly Bit.

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