米国株:続伸、主要株価指数は最高値更新-低金利継続と観測

米株式相場は続伸し、主要株価指数 は過去最高値を更新した。新規失業保険申請件数の減少や、政策金利が 低水準で維持されるとの観測が背景にある。

食品メーカーのコナグラ・フーズが高い。決算で利益が市場予想を 上回った。百貨店のコールズも上昇。シティグループのアナリストが買 いを推奨した。一方でドラッグストアチェーンのライトエイドは大きく 下落。医薬品のコスト上昇などで利益が圧迫されているとの発表が嫌気 された。

S&P500種株価指数は前日比0.5%高の2011.36。ダウ工業株30種 平均は109.14ドル(0.6%)上げて17265.99ドル。

シェーファーズ・インベストメント・リサーチのシニア株式アナリ スト、ジョー・ベル氏は「市場は依然としてFOMC(連邦公開市場委 員会)モードだ」と指摘。「大半の参加者は利上げ開始が2015年7月と 考えており、近く引き上げられることはないとの見方に市場はポジティ ブに反応している」と述べた。

米国株は前日も上昇し、S&P500種は一時0.6%高となった。連邦 公開市場委員会(FOMC)声明で、債券購入プログラムを終了した後 も低金利を「相当な期間」維持する方針があらためて示されたことが背 景にある。またFOMCが発表した参加者の予測(中央値)による と、2015年末のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標は1.375% と、6月時点の1.125%から上方修正された。

「転換点」

フィデュシャリー・トラストのエグゼクティブ・バイスプレジデン ト兼最高投資責任者(CIO)のロン・サンチェス氏は「金融当局が何 か表明すれば、常に相場は動く可能性がある。特に今は、ほぼオートパ イロット(自動操縦)のように進められてきた非伝統的政策が終わりに 近づき、市場の焦点が伝統的政策に移りつつあるという転換点にあるこ とからなおさらだ」と述べた。

米労働省の発表によると、新規失業保険申請件数(季節調整済み) は前週比3万6000件減の28万件。ブルームバーグ・ニュースがまとめた エコノミスト予想中央値は30万5000件だった。

S&P500種の業種別10指数では金融株の上げが目立った。CME グループは2.8%高の82.96ドルと、7営業日続伸。シティグループやプ ルデンシャル・ファイナンシャルも買い進まれた。

個別銘柄

コナグラは4.6%高の33.48ドル。同社の6-8月(第1四半期)決 算では一部項目を除いたベースの1株利益が39セントと、ブルームバー グがまとめたアナリスト予想の平均(35セント)を上回った。

コールズは1.6%高の62.50ドル。シティグループはコールズ株の投 資判断を「ニュートラル」から「買い」に引き上げた。

ライトエイドは19%安の5.41ドル。同社は2015年度通期の利益につ いて1株当たり22-33セントとの予想を示した。従来予想は同30-40セ ントだった。

原題:U.S. Stock Indexes Rise to Records on Jobless Data, Fed Optimism(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.

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