エボラ熱の遺体腐敗進む、埋葬作業追い付かず-シエラレオネ

シエラレオネではエボラ出血熱によ る死者の埋葬を担当するチームの作業が、死者数の増加に追い付いてい ない。ウイルス検査結果の到着が円滑に進まない中で、一部の遺体は住 宅に数日間にわたって放置され、腐敗が進行している。

「1日に20-30人の遺体を埋葬しており、追い付けない状況だ。エ ボラ出血熱が死因ではない遺体を尊厳をもって埋葬できるよう、24時間 で死因が判定できる検査能力が欲しい」。シエラレオネの埋葬チームを 率いるコーディネーターのサス・カーグボさんは、首都フリータウンで のインタビューでそう語った。

コロマ大統領は8月7日、保健省の許可なしに遺体を埋葬できない よう指示を出した。これは、葬儀の場でウイルス感染が拡大するのを阻 止するための対策だった。世界保健機関(WHO)によると、エボラウ イルスは感染者の体液に直接接触することを通じて拡大する。

保健省が今月15日に発表した資料によると、シエラレオネではエボ ラ出血熱による死者が約500人に上り、感染者数は1500人を超えてい る。シエラレオネやギニア、リベリアでは地元の葬儀習慣がウイルス感 染の拡大につながっている。全体の感染者約5000人のうち約半数が死亡 しており、WHOによると、感染はまだピークに達していない可能性が ある。

原題:Sierra Leone’s Ebola Burial Teams Struggle as Bodies Decompose(抜粋)

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