中国:8月の新築住宅価格、下落都市数さらに拡大-需要戻らず

中国の8月の新築住宅価格は、政府 が継続調査する主要70都市中68都市で前月比下落した。各地方当局者は 住宅購入制限を緩和しているが、与信引き締めで需要が落ち込んでい る。

国家統計局が18日発表した。北京や上海も値下がりし、下落数は政 府がデータ集計方法を変更した2011年1月以降で最多となった。

銀行がデフォルト(債務不履行)リスク抑制のために不動産関連融 資を厳格化した後、景気減速もあって1-8月の住宅販売額は11%減少 した。中国最大の不動産仲介企業の親会社センタライン・グループによ ると、10年以降に住宅保有制限を課した46都市のうち37都市が今月3日 時点で制限を撤廃または緩和したが、購入を検討している人たちの間で はなお様子見ムードが広がっているという。

国泰君安証券の余立峰アナリスト(深圳在勤)は電話取材に対して 「政策緩和は購入の要件を満たす人を増やしただけで、実際に購入でき る人は大きく増えなかった」と指摘。「住宅価格は依然として一段の下 落余地がある」と述べた。

8月は浙江省の省都、杭州が前月比2%下落と最大の下げを記録し た。北京の下落率は0.9%、上海は1.1%だった。浙江省の温州は横ば い、アモイは0.2%上昇した。

前年同月比では19都市で下落。杭州の5.4%の下げが目立った。値 下がり数は7月の3都市から増加した。

原題:China Home Price Drop Spreads to More Cities as Demand Weak (1)(抜粋)

--取材協力:Michelle Yun.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE