米経済改善実感は20%、約1年ぶり低水準-ブルームバーグ

米経済の改善が進みつつあるとみて いる消費者の割合がほぼ1年ぶりの低水準となった。景気が拡大しても 賃金の伸びが加速しない状況が続いていることが背景にある。

ブルームバーグの米消費者信頼感調査に基づき算出している9月の 景気期待指数は41.5と、8月の45から低下し、昨年10月以来の低水準と なった。これは2012年1月以降で2番目に低い水準。

米経済が改善しているとの回答の割合は20%と、政府機関の一部閉 鎖が家計に響いた昨年10月以来の低水準。一方、ブルームバーグの米消 費者信頼感指数は今月14日終了週に上昇した。株高を受け、消費者の家 計に対する見方が上向いた。

同データをブルームバーグ向けに作成するランガー・リサーチ・ア ソシエーツ(ニューヨーク)のゲーリー・ランガー社長は、「消費者信 頼感は依然として標準以下にとどまっており、国内経済全般に対する深 く根強い懸念が特徴的だ」と指摘。「所得伸び悩みや長引く雇用低迷 は、本当に難題だ」と述べた。

ブルームバーグの米消費者信頼感指数は14日終了週、前週比0.7ポ イント上昇の37.2。同指数を構成する3つの項目別指数のうち、家計の 指数は54.3(前週は53)と、08年4月以来の高水準となった。消費環境 の指数は33.4(同31.2)に上昇。一方、景況感の指数は低下し、6月1 日終了週以来の低水準となった。

原題:Fewest Americans Since October 2013 See U.S. Economy Improving(抜粋)

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