スコットランドの住民投票、結果は19日朝-連合王国の運命は

スコットランドで18日、英国からの 独立の是非を問う住民投票が始まった。独立が支持されれば、連合王国 の3世紀にわたる歴史に終止符が打たれ、欧州全体に民族自決の新たな 時代が到来する契機となる可能性がある。

投票はスコットランド全土の学校や教会、図書館、公民館で現地時 間午前7時に始まった。有権者430万人の投票の締め切りは午後10時。

住民投票はスコットランド独立の実行可能性や同地域の経済的安 定、通貨、国際的立場をめぐる約2年にわたる論争に決着を付けるもの だ。結果は19日朝に判明する。投票開始後に最後に公表された世論調査 では独立反対派が53%、賛成派が47%の支持で反対派が6ポイントリー ドしていた。

独立推進派、スコットランド民族党(SNP)のサモンド党首(ス コットランド行政府首相)と、独立に反対するキャメロン英首相は今 週、コストや統計を超えた情熱に訴え掛けようと投票前最後の演説を行 った。

サモンド党首はスコットランド中部のパースで17日夜に開かれた集 会で「スコットランドの民主主義にとって最もエキサイティングな日の 前夜だ。一生に一度のチャンスであり、両手でそれをつかまねばならな い」と語った。

キャメロン首相は15日、アバディーンで投票前最後の演説を行い、 スコットランド人に連合王国に残るよう訴え、「痛みを伴う離婚」の危 険を冒さないよう呼び掛けた。ブラウン前英首相はシェークスピアの悲 劇「マクベス」の一節を引用、独立を選べば引き返せないとし、独立に 賛成しないよう求めた。

--取材協力:Svenja O’Donnell、Robert Hutton、Ian Wishart、Dara Doyle.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE