ロシア、富豪イェフトゥシェンコフ氏軟禁-ユコス事件と類似か

ロシアの富豪ウラジーミル・イェフ トゥシェンコフ氏が16日、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで自 宅軟禁下に置かれた。同国では石油会社ユコスのオーナーで石油王と呼 ばれたミハイル・ホドルコフスキー氏が2003年に逮捕されており、事件 の類似性が注目される。

調査委員会によれば、イェフトゥシェンコフ氏の自宅軟禁に至った 発端はバシコルトスタン共和国の石油資産の権益が盗まれた疑いに関す る捜査。この権益は同氏の持ち株会社AFKシステマが09年に握ったと いう。システマは当局の主張には根拠がないとして、あらゆる法的手段 に訴えて闘うと表明した。

「国営石油会社を支援するための強制捜査のようで、新たなユコス 事件だ」とカピタル・アセット・マネジメント(モスクワ)で資産運用 に携わるバディム・ビットアブラヒム氏は電子メールでコメントした。

約10年の服役後、昨年12月に恩赦で釈放されたホドルコフスキー氏 は自身のウェブサイトで、ロシア国営石油会社ロスネフチの最高経営責 任者(CEO)でプーチン大統領の盟友でもあるイゴール・セチン氏 が、イェフトゥシェンコフ氏に同氏の石油会社バシネフチの売却を迫る 圧力を高めるために策略を企てた可能性があると指摘した。

ロスネフチの広報を務めるミハイル・レオンティエフ氏は17日に電 話で、同社はバシネフチに関心はなく、ホドルコフスキー氏の発言は真 実でないと述べた。

ホドルコフスキー氏はかねてから、セチン氏がロスネフチの利益の ためにユコス解体を企てたと主張している。ロスネフチ側はこれを否定 している。

原題:Russia Places Billionaire Under House Arrest Over Oil Assets (2)(抜粋)

--取材協力:Jason Corcoran、Elena Popina、Henry Meyer、Elena Mazneva、Ksenia Galouchko.

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