ゴールドマン:中国本土の香港株需要、想定以上か

香港と上海の証券取引所による株式 注文の相互取り次ぎを通じ、中国本土の投資家が買い入れる香港株は予 想を上回る可能性があると米ゴールドマン・サックス・グループはみて いる。個人投資家が上海市場では買えないカジノ株やテクノロジー銘柄 を購入するためだという。

香港と上海の証取が来月にもつながることで、本土投資家は香港に 上場しているギャラクシー・エンターテインメント・グループ(銀河娯 楽集団)やテンセント・ホールディングス(騰訊)など266銘柄にアク セスできるようになる。中国は現在、本土以外の株式投資について、そ の大半を資産運用会社を通じての投資に制限している。

ゴールドマンで日本を除くアジア太平洋の現金取引・株式担当の責 任者を務めるクリスティーナ・マ氏は15日の香港でのインタビューで、 「本土の投資家が投資信託を購入するより、自ら株式に投資し取引する ことを好んでいる点を踏まえれば、相互取り次ぎ開始後に小口投資家の 参加に驚くことになるかもしれない」と述べた。

CLSAの先月の調査では、本土投資家の77%が香港証取経由での 株式購入を計画していないと回答。小型株除外などのルールが嫌気され ている。不動産市場の低迷や資産運用商品のリスク増大に直面している 中国は、金融システム自由化や人民元の役割強化、個人投資家の選択肢 拡大に向け、この両証取をつなげる計画の成功に期待している。

原題:Goldman Sees China Demand for Hong Kong Stocks Topping Estimates(抜粋)

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