米天然ガス掘削で新調査結果-規制強化求める声高まる可能性

天然ガス掘削が飲料水の汚染につな がるとの調査結果が示されたことから、ガス井開発の規制強化を求める 声が高まると予想され、エネルギー各社のコスト増につながる可能性が ある。

学術研究者らによる今回の分析は、1つの点については石油・ガス 業界を支持している。研究者らによると、テキサス州とペンシルベニア 州での調査に基づけば、メタンの地下水への浸出は「水圧破砕」が原因 ではない。一部の環境保護活動家は、地下岩石を水や化学薬品、砂の混 合物で破砕することにより、ガスが地表付近の飲料水に入り込む可能性 があると主張している。

米国科学アカデミー紀要に15日に掲載された調査結果によると、よ り大きな懸念材料は、掘削によってできた穴を取り囲む鋼鉄とセメント 製のケーシング管からの漏出だ。これによって地表に至る前にガスが漏 出して水が飲用に適さなくなるほか、爆発性を帯びる場合もあるとい う。

米サウスウェスタン・エナジーとガス井掘削の総合的な指針作りに 取り組んでいる環境保護団体の環境保護基金の政策担当シニアアドバイ ザー、スコット・アンダーソン氏は「この調査結果は、ガス井開発に関 して時としてさほど注目されない問題に多くの関心が集まるきっかけに なりそうだ」と指摘。「ガス井掘削規制に関し、依然として必要とされ る新たな修正の重要性が示されるきっかけになるだろう」との見方を示 した。

原題:Fracking Study Spurs Call for Stricter Gas Drilling Regulation(抜粋)

--取材協力:Mark Drajem.

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