英雇用統計:5-7月失業率6.2%-6年ぶり低水準

英国では5-7月の失業率が市場予 想以上に低下し、6年ぶり低水準となった。イングランド銀行(中央銀 行)のカーニー総裁が最終的に賃金上昇につながると期待する労働市場 の強さが確認された。

英政府統計局(ONS)が17日発表した国際労働機関(ILO)基 準の5-7月の失業率は6.2%と、4-6月の6.4%から低下。2008年以 来の低水準となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想を下 回った。

同時に発表された8月の失業保険申請ベースの失業率は2.9%で、 これも08年以降最低。失業者数は前月比で3万7200人減り、08年9月以 来の100万人割れとなった。エコノミスト予想は3万人減だった。

英経済は勢いを増しているものの、賃金上昇加速には至っていな い。発表によると、5-7月の基本給上昇率は前年同期比0.7%で、過 去最低に並んだ。賞与を含めると0.6%上昇。4-6月はボーナス支給 時期の前年とのずれのため、前年同期比減少となっていた。

カーニー総裁は賃金の伸びの鈍さを低金利維持の根拠としている。 総裁は9日の労働組合の会議で、今後は賃金上昇が加速するとの見通し を示していた。

原題:U.K. Jobless Rate Drops More Than Forecast to Six-Year Low (1)(抜粋)

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