欧州株:2週ぶり安値-FOMCとスコットランド投票に注目

16日の欧州株式市場で指標のストッ クス欧州600指数は2週間ぶり安値に下落。この日から2日間開催の米 連邦公開市場委員会(FOMC)を背景に、米利上げ時期をめぐる観測 が浮上しているほか、18日実施のスコットランド独立の是非を問う住民 投票も注目されている。

ストックス600指数は前日比0.3%下落の342.84で終了。一時 は0.7%下げた。4日に付けた2カ月ぶり高値を1.7%下回っている。

ストアブランド・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、 エスペン・ファーネス氏(オスロ在勤)は「夏季の成長減速後、市場参 加者は欧州株投資にもう少し慎重になっている」と指摘。「スコットラ ンドの住民投票が特に不透明要因であるのは明らかだ。FOMCがタカ 派色を増すリスクも株への投資意欲を抑える」と話した。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査によれば、今回の FOMCで政策金利は過去最低に据え置かれる見通し。

個別銘柄では、フランス・オランダ系航空会社エールフランス・ KLMグループが3.3%安。フレデリック・ガジェ最高経営責任者 (CEO)はテレビ局ヨーロッパ1に対し、パイロットのストによる損 失が1日当たり1000万-1500万ユーロに上り、今年の営業ベース収支が とんとんに改善する公算が小さくなったと語った。英オンラインショッ ピングサイトのエイソスは8.9%の値下がり。投資が通期収益に響くと の見通しが売り材料。

この日は英国株も下げ、FTSE100指数は0.2%の値下がり。今月 4日の3カ月半ぶり高値からの下落率は1.3%。調査会社ユーガブが英 紙サンデー・タイムズの委託で実施した調査で、スコットランド独立賛 成派が過半数を超えたことが7日に示されたほか、その後の世論調査で も賛成派と反対派が拮抗している。

西欧市場全体では18カ国中14カ国で主要株価指数が下落。独DAX 指数は0.3%、仏CAC40指数は0.4%それぞれ下げた。

原題:European Stocks Decline Before Fed Decision, Scotland Referendum(抜粋)

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