米ゴールドマン、初のイスラム債発行-旺盛な需要

米ゴールドマン・サックス・グルー プは16日、同行初のイスラム債(スクーク)を発行し、香港や英国に続 いてイスラム法(シャリア)に準拠した金融市場に参入した。枠は設定 したものの発行に至らなかった3年前とは異なり、今回は実際に発行 し、投資家から旺盛な需要があった。

事情に詳しい関係者2人が匿名を条件に述べたところによると、募 集額5億ドル(約540億円)に対して、3倍の需要があった。5年物ス クークのベンチマーク・ミッドスワップ・レートに対するスプレッド は90ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に設定された。

ゴールドマンは2011年にイスラム債発行を試みたが、シャリアに準 拠していないと批判された。今回は仕組みを調整し、シャリアに準拠し た代理人を立てる「ワカラ」方式を採用した。

アーンスト&ヤングの試算によると、イスラム金融の規模は2018年 までの5年間で2倍になり、3兆4000億ドルに達する。英国は6月に非 イスラム国としては初めてイスラム国債を発行。発行額に対して10倍の 応募があった。香港は先週、10億ドルのイスラム・ソブリン債を起債、 発行枠に対して4.7倍の応募超過になった。

関係者らによると、アブダビ・ナショナル銀行やエミレーツNBD キャピタル、NCBキャピタルも幹事を務めた。

原題:Goldman Learns From Debut Flop as Second Sukuk Try Draws Buyers(抜粋)

--取材協力:Lyubov Pronina.

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