9月ドイツZEW景況感、9カ月連続低下-12年12月来の低水準

ドイツの欧州経済研究センター (ZEW)がまとめた9月の独景況感指数は9カ月連続で前月から低下 した。欧州での政治的緊張の高まりが響き、欧州中央銀行(ECB)が 追加刺激策の実施計画を打ち出しても下げ止まらない。

ZEWが16日発表した9月の期待指数は6.9と、前月の8.6から低下 し、2012年12月以来の低水準となった。ブルームバーグ・ニュースがま とめたエコノミスト33人の予想中央値は5.0だった。向こう6カ月の見 通しを示す同指数は昨年12月に7年ぶり高水準に達した後、低下が続い ている。

ドイツ経済は4-6月(第2四半期)にマイナス成長となり、独連 邦銀行(中銀)のバイトマン総裁は7-12月(下期)も想定より弱い見 通しだと発言している。ECBは今月利下げを実施したほか、資産担保 証券(ABS)購入計画を打ち出した。

ユニオン・インベストメント(フランクフルト)のチーフエコノミ スト、デービッド・ミレカー氏は「ウクライナとスコットランドの政治 リスクのために信頼感が欠けている」とし、「近い将来の成長急加速は 望めないが、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)には問題がな く、第3四半期の滑り出しも悪くなかった」と話した。

発表によれば9月の現状指数は25.4と、前月の44.3から低下。ユー ロ圏の期待指数は14.2と、8月の23.7から低下した。

--取材協力:Kristian Siedenburg、Kevin Costelloe.

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