中国株(終了):下落-上海総合指数が半年ぶり大幅安

中国株式相場は下落。上海総合指数 が3月以来の大幅安となった。8月の対中直接投資が4年ぶり低水準に 落ち込んだことに加え、新株発行で既存株から資金が流出するとの観測 が広がった。

自動車メーカーの上海汽車集団(600104 CH)や家電メーカー、青 島海信電器(600060 CH)といった景気に敏感な消費者関連銘柄が下 落。米アップルの供給業者、深圳市大族激光科技(002008 CH)は4.8% 安。年初来上昇率が42%に縮小した。ソフトウエアメーカーの用友軟件 (600588 CH)が6.2%値下がりするなど、業種別ではテクノロジー株の 指標が最も大きく下げた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比1.8%安の2296.56で終了。上海、深圳両証取のA 株に連動しているCSI300指数は2%下げた。

徳邦証券の張海東アナリスト(上海在勤)は「8月の対中直接投資 が予想を下回ったほか、新規株式公開(IPO)に伴い流動性に関する 懸念が再燃した」と指摘。「これら2つの要因が株価を圧迫しており、 今後2週間は下降局面が続く可能性がある」と予想した。

上海総合指数は刺激策の見通しに加え、香港、上海両証取の相互注 文取り次ぎが資金流入を促すとの観測を背景に、6月半ばから前日まで に14%上昇していた。

(更新前の記事は第3段落の部分を「前日比」に訂正済みです)

--取材協力:Richard Frost.

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