オプション市場はより早期の米利上げ予想、FOMC開催控え

金利上昇に賭けるオプションの取引 が急増している。トレーダーは米連邦準備制度理事会(FRB)の金融 引き締めペースが他の投資家の予想よりも速くなると推測している。

FRBは16日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC) を開く。失業率が低下し景気が上向く中、ボストン連銀のローゼングレ ン総裁ら当局者は、10月の会合後に予想される債券購入プログラム終了 の後も低金利を「相当な期間」維持するという表現を見直すべき時期だ と指摘している。

UBSの米金利デリバティブストラテジスト、ボリス・ルジャビン スキ氏は「市場が期待しているのは、当局が刺激策を抜け出し引き締め の段階に近づいているというある種のシグナルだ」と指摘した。

こうしたシグナルがすぐにも発せられるとの見方が向こう2、3カ 月に満期を迎えるオプションを使った取引にはっきりと表れている。

7月末の前回FOMC以降、ユーロドル先物2017年12月限を売る権 利を付与し、年内に満期を迎えるプットオプションの建て玉は、同先物 を買う権利を与えるコールオプションの建て玉との比較で今年最高の水 準に増加している。ユーロドル先物は米政策金利の見通しに基づいて投 資する手段として利用される。

CMEグループのデータによると、9月10日時点でアクティブ・プ ットオプションはアクティブ・コールオプションの3.2倍。前回 FOMCが終了した7月30日は1.9倍だった。

原題:Faster Rate Rise Seen in Options Trading Before Fed Meeting (1)(抜粋)

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