個別銘柄:銀行株安い、ソフバンク活況、アスクル高い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

銀行株:三井住友フィナンシャルグループ(8316)が先週末 比1.3%安の4364.5円、みずほフィナンシャルグループ(8411)が1.4% 安など。20カ国・地域(G20)が導入を目指す新たな国際金融規制は、 グローバルに活動する大手銀行の自己資本規制を2倍近くに強化する、 と14日付の日本経済新聞朝刊が報じた。日本のメガバンクも10兆円規模 の新規調達が必要になる可能性があるとしている。

ソフトバンク(9984):3.5%高の8657円で、東証1部売買代金首 位。同社が約35%出資する電子商取引サイト運営で中国最大手アリババ は、米国で実施する新規株式公開(IPO)の仮条件を1株66-68ドル に変更した。従来は60-66ドル。投資家の需要が旺盛なため。

アスクル(2678):3.8%高の2499円。6-8月営業利益は前年同 期比4.6%増の3億8100万円だった。戦略部門と位置付ける工場・建設 現場向け商材を扱うMRO事業が順調に成長していることなどが利益を 押し上げた。

ディップ(2379):14%高の5110円。2015年2月期営業利益予想 を25億2900万円から前期比76%増の30億1500万円に増額修正した。求人 需要の高まりを受けメディア事業が堅調であることが要因。無配として いた第2四半期末に26円の配当実施を決定、期末配当の19円と合わせ、 年間配当は45円(前期実績23円)となる。

大正製薬ホールディングス(4581):2%安の7460円。クレディ・ スイス証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」へ引き下 げた。8月後半からの天候不順でドリンク剤の売り上げが伸び悩んでい るとみられ、10月31日発表予定の第2四半期決算は株価の下押し要因に なると予想。今期営業利益予想を350億円から330億円に下方修正(会社 計画305億円)した。

iPS関連株:新日本科学(2395)が17%高、セルシード(7776) が5.7%高など。理化学研究所と先端医療センター病院のチームは12 日、世界初のiPS細胞による手術を実施したと発表。難病「滲出型加 齢黄斑変性」を患う兵庫県在住70歳代の女性の眼球にiPS細胞由来の 網膜色素上皮シートを移植した。移植後に重篤な有害事象の発生はなか ったという。

Jトラスト(8508):13%高の1200円。インドネシア預金保険機構 (LPS)が所有する同国ムティアラ銀行の株式公開入札で、落札候補 者に選定されたと12日発表。LPSと条件付き株式売買契約を締結し た。

東京ドーム(9681):3.6%安の484円。2-7月営業利益は前年同 期比18%減の50億円だった。野球やコンサートイベントの減少が響い た。立花証券の坂田喜彦アナリストは、昨年の好業績の反動もあるが、 業績回復にやや一服感があると電話取材で指摘した。都心の地価上昇を はやして不動産含み益銘柄が軒並み高しない限り注目を集めにくい、と も述べた。

東京エレクトロン(8035):3.1%安の7154円。ディールリポータ ーが報じたところによると、同社と米アプライド・マテリアルズは世界 の規制当局の懸念を和らげるために改善案を提出したが、中国商務省や 他の関連する第三者機関を満足させることはできなかった。事情に詳し い関係者からの情報を引用して報じた。

三菱UFJリース(8593):3.2%高の585円。ゴールドマン・サッ クス証券では投資判断「買い」に新規格付けした。航空リース事業の成 長が株価に十分織り込まれていないと指摘。15年3月期営業利益予想 は683億円(会社計画640億円)、来期は774億円を予想した。

オークワ(8217):2.6%安の967円。15年2月期純損益予想を13 億5000万円の黒字から5億5000万円の赤字に下方修正した。消費増税や 天候不順などの影響からスーパーマーケット事業の売り上げが伸び悩む ことなどが響く。

ネットプライスドットコム(3328):10%高の930円。レオス・キ ャピタルワークスが16日に提出した大量保有報告書で、同社株を5.06% 保有していることが分かった。

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