ウクライナ:停戦違反と双方が非難-NATOは軍事演習開始

ウクライナ東部で15日、停戦発効後 で最悪の戦闘が起き、政府と親ロシア派武装勢力は非難の応酬を繰り広 げた。

ウクライナ国家安全保障会議のリセンコ報道官は15日、キエフで記 者団に対し、戦闘地域で最大の都市ドネツクの空港が終日砲撃を受けた ほか、13の町や村の近郊で政府軍が攻撃されたが、軍は停戦を順守して いると説明した。これに対しドネツクの親ロシア派は、過去24時間に同 派拠点が政府軍の砲撃を40回以上受け、20人が死亡したと表明した。

今回の衝突で、5日に合意した停戦の順守が一段と危ぶまれる状況 となっている。ウクライナの議員らは16日にポロシェンコ大統領および 軍最高司令官と非公開審議を行う予定。こうした中、北大西洋条約機構 (NATO)加盟国は15日、ウクライナで軍事演習を開始した。ウクラ イナ政府は、ロシアが国境付近に約2万5000人を兵力を配備しているほ か、ウクライナ国内のロシア兵も3000人を超えたと指摘する。ロシアは 紛争への関与を否定している。

ケリー米国務長官とラブロフ露外相は15日にパリで会談。ケリー長 官は記者団に対し、「建設的な話し合い」が持てたとし、さらなる協議 を行うことを検討したと語った。

原題:Ukraine Cease-Fire Threatened by Clashes as NATO Holds War Games(抜粋)

--取材協力:David Lerman、Terry Atlas.

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