アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株式相場は下落。13日に発表された中国の8月の工業生産の拡 大ペースが金融危機以降で最も鈍くなったことを受け、香港市場の中国 本土企業で構成するハンセン中国企業株(H株)指数は5週間ぶりの低 水準に下がった。

アジア最大の製油会社、中国石油化工(SINOPEC、386 HK) は小売部門の株式1070億元(約1兆8700億円)相当の売却で合意したこ とを受け6.7%安。平安保険(集団、601318 CH)は1カ月ぶりの大幅下 落となった。経済成長に左右されやすい消費関連株が下げる中、上海汽 車集団(SAICモーター、600104 CH)と家電メーカーの美的集団 (000333 CH)はそれぞれ1%以上の下落。エン州煤業(600188 CH)は 石炭株の上げを主導した。

H株指数は前週末比1.6%安の10834.73と、8月8日以来の低水準 となった。上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連 動する上海総合指数は0.3%高で終了。上海、深圳両証取のA株に連動 するCSI300指数は0.1%安。

香港市場では、ハンセン指数が1%安。7営業続落で、2012年以来 の長期下落局面となった。

華西証券の毛勝アナリストは「中国の指標は望ましい水準に程遠 い」と指摘。「投資家は今週の指標を様子見しており、これに関する政 府のスタンスが次の動きを決めるだろう」と分析した。

【インド株式市況】

15日のインド市場ではインド株の指標のS&Pセンセックス指数と 通貨ルピーが下落。鉱工業生産のデータが弱かったほか、米利上げが近 づくとの観測が背景。

センセックス指数は前週末比0.9%安の26816.56で終了した。ルピ ーは対ドルで0.8%安の1ドル=61.15ルピーと、8月13日以来の低水 準。アルミニウム生産のヒンダルコ・インダストリーズが3%安とな り、金属株の指数は4営業日続落した。

12日発表のインドの7月の鉱工業生産指数は前年同月比0.5%上昇 と、前月から伸びが鈍化した。米当局は16、17日の連邦公開市場委員会 (FOMC)で金利に関するガイダンスを見直すかどうかを検討する。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比57.69ポイント(1%)安 の5473.45。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比6.04ポイント(0.3%)安の2035.82。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比5.72ポイント(0.1%)安の9217.46。

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