スコットランド独立ならロンドン不動産市場の追い風にも

18日の住民投票でスコットランドが 独立を選べば、ロンドンの不動産市場にとっては追い風になる可能性が ある。一部の金融機関がイングランドに拠点を移すとみられるためだ。 不動産ウェブサイト運営のライトムーブが指摘した。

ライトムーブは15日公表した住宅価格についての月次リポートで、 こうした金融機関にとってロンドンは「理にかなった移転先であり、そ うなれば雇用が創出され住宅需要も生じる」と分析した。9月のロンド ン住宅の売却希望価格は前月比0.9%上昇と、4カ月ぶりに値上がりし た。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)と ロイズ・バンキング・グループは先週、スコットランドが独立を選んだ 場合は法的拠点をイングランドに移す方針を表明した。最新の世論調査 結果は賛成・反対両派の拮抗を示し、投票結果は予断を許さない。

ライトムーブのディレクター、マイルズ・シップサイド氏は「現時 点では全てが観測にすぎないが、外国人による購入の減少を、独立する スコットランドから引っ越してくる個人や企業が部分的に補う可能性が ある」と指摘した。その場合、提示される価格は外国人投資家ほど高く ないかもしれないが、供給に限りのあるロンドンの住宅市場では需給の 引き締まりがあり得るという。

原題:Scottish Independence Could Be Boost for London Property Market(抜粋)

--取材協力:Mark Evans.

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